パリの定宿として使っていたホテルのことについても記している。「バーでうたた寝して目覚めると、私の胸元に毛布を掛けてくれている。何より花を数日置きに替えてくれるのが有難い。一人旅のときは、チケット、ホテルの予約から、その街で美味しいレストランも調べてくれる。気兼ねをしなくて済む。これが一番である。我が家のごとくとまでは言わないが、数ヶ月振りに訪れて、元気でしたか、と互いが笑い合えるのがいい。その上、十年、顔触れが変わらない」定宿が持てることの幸せが、こう綴られている。
[注目サイト]
ホテルサンルート青森 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad381198/
中野サンプラザ - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad395806/
ドーミー倶楽部軽井沢 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad383344/
このホテルを思うとき、故郷で何度となく見た一本の木に似た懐かしさと優しさを連想するという。定宿この言葉には、人生経験豊かで、旅慣れた人の趣味を感じさせる。読者の皆さんも、ふとしたことがきっかけで利用し、そのホテルの何かが心の琴線に触れ、繰り返し訪ねるということがあるかもしれない。そういう縁を大切にしてほしいと思う。