ホテルニューオータニが二〇一〇年五月の連休に、一風変わった見学ツアーを実施した。生ごみを一〇〇パーセント資源化するコンポスト(堆肥)プラントや、厨房排水をバイオ処理して浄化させるとともに、トイレの洗浄水などに再利用する中水造水プラント、そして屋上緑化し、挙式会場としても利用されているローズガーデンなどの環境施設を見学するツアーである。ホテルでは以前にも見学ツアーを実施しており、参加者はこれによって、ホテルの環境対策を知ることができる仕組みだ。
(参考サイト)
徳島東急イン - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad307165/
飛騨・高山周辺の宿泊施設・宿 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/220000/LRG_220200/
コンフォートホテル仙台東口 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad358410/
子供の社会見学として、親子で参加する人もいるという。そのホテルニューオータニと言えば、客室数は一四七九を数え、料飲施設や宴会場もそれぞれ三〇ヵ所をはるかに超える巨大ホテルである。一九九一年にはオフィス棟も加わり、単に巨大ホテルの枠を超え、一つの地域社会と言えるまでに発展している。こうした規模を誇るだけに、環境対策にはかなり力を注いでいるようだ。例えば、生ごみに関して、ファシリティマネージメント部・課長は、こう語る。「高稼働時には、生ごみが一日に約五トンも出るときがあります。捨てるだけでも年間五〇〇〇万円以上の費用がかかり、看過できない状態になっていたのです。それで生ごみをリサイクルできるコンポスト・プラントの導入に取り組みました」しかし、本格的な工場設備を置くのは無理だ。ホテルでは関連の行政や役所と交渉、その結果、一次処理(生ごみを細かくして乾燥させるまで。次の過程の二次発酵は三〜六ヵ月かがるため、外部の堆肥工場で行なわれる)したものであれば出荷してもよいという許可を取りつけた。